翻訳と辞書
Words near each other
・ フィレ肉
・ フィロイ
・ フィロイメア・テリト
・ フィロウイルス
・ フィロウイルス科
・ フィロガーゾ
・ フィロキセラ
・ フィロキニン
・ フィロキノン
・ フィロキノンモノオキシゲナーゼ (2,3-エポキシ化)
フィロクセノス (将軍)
・ フィロクレス
・ フィロケイ酸塩鉱物
・ フィロザバード鉄道事故
・ フィロズルチン
・ フィロズ・マハムド
・ フィロセイ
・ フィロソフィア
・ フィロソフィア (小惑星)
・ フィロソフィア (曖昧さ回避)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

フィロクセノス (将軍) : ミニ英和和英辞書
フィロクセノス (将軍)[ぐん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [しょう]
 【名詞】 1. commander 2. general 3. leader 
将軍 : [しょうぐん]
 【名詞】 1. general 2. shogun 
: [ぐん]
  1. (n,n-suf) army 2. force 3. troops 

フィロクセノス (将軍) : ウィキペディア日本語版
フィロクセノス (将軍)[ぐん]
フィロクセノス(希:Φιλoξενoς、ラテン文字転記:Philoxenos、紀元前4世紀)は、アレクサンドロス3世(大王)に仕えたマケドニア王国の家臣である。
フィロクセノスもまた他の将軍たちのようにアレクサンドロスの東征に参加した。紀元前331年にアレクサンドロスが制圧し終えたエジプトからフェニキアに向かった際、テュロスにてフィロクセノスはタウロス山脈以西のアジアにおける収税官に任じられた〔アッリアノス, III. 6〕。しかし、すぐ後の同年10月のガウガメラの戦いの後に彼はスサに送られ、スサ占領任務を果たした後、それを報告する使者を王に送った〔ibid, III. 16〕。その後紀元前323年初頭まで彼は小アジアに任務遂行のために残り、アレクサンドロスがバビロンに戻ってくるとカリアから部隊を率いて王の下にはせ参じ、同じく来たペウケスタスメナンドロスの部隊と共に彼らの軍はマケドニアの諸部隊に振り分けられた〔ibid, VII. 23〕。王はその後間もなく死んだ。
アレクサンドロスの死後、実権を握ったペルディッカスと彼に対して同盟を結んだアンティゴノスアンティパトロスクラテロスプトレマイオスらが戦争状態になった。その時ペルディッカスは自身はプトレマイオスの拠るエジプトに攻め込もうとし、後背の憂いをなくすために小アジアに自派の将軍たちを配置した(紀元前321年)。その一環として、彼はフィロタスがなっていたキリキア太守の地位をフィロクセノスへ交代させた〔ユスティヌス, XIII. 6〕。
ペルディッカスがエジプトで部下によって暗殺された後に開かれたトリパラディソスの軍会にてフィロクセノスはその地位を保持した〔ディオドロス, XVIII. 39〕。しかし、これがフィロクセノスに関する最後の言及であり、これを境に彼は歴史の表舞台から消えた。
== 註 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フィロクセノス (将軍)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.